フルート上達の秘伝

短時間で最大の効果を上げる練習方法を公開しています

New Daily Exercises 4a-1, 4a-2 : Broken Arpeggios

ブロークンアルペジオの高音域、低音域に分けた部分練習と全音域での練習です。
【A】パターンは4連符での部分練習。【B】パターンは6連符での部分練習です。
また、【C】パターンは4連符での全体練習、【D】パターンは6連符での全体練習です。
基本的には【A】と【C】、【B】と【D】を組み合わせて毎日、全ての12の長調または短調で練習します。
奇数日:短調、偶数日:長調(あるいは、その逆)と決めておくと良いでしょう。
音階、3度と同様に、ブリチャルディキー、Aisレバー、右手中指のF♯は使わず、必ず正規の指使いで練習してください。
ただし例外的に「B major」と「B minor」にある、2つのB♮3の間のF♯3(△を付けてあります)は、右手中指を使って吹くと運指が簡単になりレガートも容易になります。
E♮、F♮は必ず右手小指を押さえましょう。
C♮、C♯とE♮、F♮、F♯の間の動きは右手小指を押さえたまま滑らせる事になります。(小指のエクササイズ
B♮3、B♭3、A♯3は右手小指を離した方が音も音程も良く、発音も容易なのですが、速く吹く時は小指を押さえたままで構いません。
常に正しい音程と良い音質で練習する事にも注意しましょう。
指が正確に動くようになったら、p、f、クレッシェンド、ディミヌエンドなどダイナミクスに変化を付けましょう。

 

Broken Arpeggios p.1

 

Broken Arpeggios p.2

 

Broken Arpeggios p.3

 

Broken Arpeggios p.4

 

Broken Arpeggios p.5

 

Broken Arpeggios p.6

 

Broken Arpeggios p.7

 

Broken Arpeggios p.8
















全てのエクササイズは「4連符用」、「6連符用」のリズム変奏で練習する事ができます。Daily Exercises No.10 Rhythmic Variations - フルート上達の秘伝 (hatenablog.com)
慣れてきたら、ダイナミックスやアーティキュレーションに変化を付けて練習しましょう。
詳しくは次項「4b」で説明します。