フルート上達の秘伝

短時間で最大の効果を上げる練習方法を公開しています

2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

Flexibility 4 : Pianissimo

ハーモニックスの吹き方を利用してピアニシモを練習します。C足部管の楽器を持っている方は「for C foot」、H足部管の楽器を持っている方は「for B foot」を練習してください。最初の2小節は全音符の指で吹きます。常に唇の力を抜いてお腹の圧力を上げる事…

Flexibility 3b : Low Resister 2

テオバルト・ベーム作曲「24のカプリス」作品26の第1番による低音域のためのエクササイズです。唇を柔らかくして楽器を顎の凹みにしっかり固定してsfでは特にお腹の圧力で音量を出します。レガートで上手く吹けるようになったらタンギングでも練習します。H…

Flexibility 3a : Low Resister 1

唇をリラックスさせて低音の音量を増すためのエクササイズです。sfの所でお腹を使って息の圧力を上げます。腹筋を締めて吹くのではなく、お腹を膨らませて圧力を上げます。腹筋を締めるとベルトが緩くなりますが、お腹を張るとベルトがキツく感じます。腹式…

Flexibility 2 : Arpeggios

音作りはロングトーンだけだと思わないでください。最初のうちはmf-fぐらいで練習します。慣れてきたら1回目:f、2回目:pというように「エコー練習」するのも良いと思います。このエクササイズで音質の向上、音量、音程のコントロールが同時にできます。…

Flexibility 1d : Harmonics 4

ハーモニックスの吹き方で、通常の音を吹くためのエクササイズです。ハーモニックスは息の圧力と構えの圧力を高くして唇を緩め、口の中を狭くしないと上手く吹く事ができません。ハーモニックスと同じ事を意識して通常の音を吹くと奏法と音質の改善に役立ち…

Flexibility 1c : Harmonics 3

最低音から始めるハーモニックスの吹き方で、通常の音を吹くためのエクササイズです。奏法と音質の改善に有効です。まず、PかPPの音量で練習して、慣れてきたら、いろいろなダイナミクスで練習してください。レガートが上手くいかない時は「ossia」の形で練…

Flexibility 1b : Harmonics 2

ハーモニックスを、さらに自由自在にコントロールするためのエクササイズです。番号の付いた、それぞれのエクササイズは、常に最初の全音符の指使いで吹きます。最初はpやppだと吹き易いと思います。慣れてきたら、いろいろなダイナミックスで練習しましょう…