フルート上達の秘伝

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New Daily Exercises 4c : Examples for Broken Arpeggios

これまでのブロークンアルペジオのエクササイズを組み合わせて練習する例を示します。
これらの例を参考にして練習を工夫してください。
それぞれの例で練習した場合に必要な時間は4分音符=120M.M.=0.5秒、付点4分音符=80M.M.=0.75秒で計算してあります。
1日に12の全ての長調または短調を練習します。
奇数日:短調、偶数日:長調(あるいは、その逆)と決めておくのが良いでしょう。


 

Examples for Broken Arpeggios p.1

 

Examples for Broken Arpeggios p.2

 



【Example 1】
部分練習のエクササイズ【A】と全音域のエクササイズ【C】に4分音符を挿入して音質、音程を確認しながらスラーとタンギングで練習します。
タンギングの方が音質が悪くなりやすいので注意しましょう。
譜例にブレスの記入がありますが、タイの後であれば、どこでブレスしても構いません。
22秒かかりますので全ての長調または、短調で練習した場合、22秒‪✕12=264秒=4分24秒で終わります。

【Example 2】
高音域、低音域の【A】と全音域のエクササイズの途中でリズムを切り替える練習です。
12の全ての長調または短調で練習すると6分24秒かかります。


【Example 3】
【A】の部分練習、【C】の全体練習、共に途中でリズムを切り替える練習です。
全ての長調、または短調で練習すると5分6秒かかります。


【Example 4】
6連符による部分練習【B】をスラーとタンギングで練習した後に全体練習【D】を行います。
全ての長調、または短調で練習すると5分24秒かかります。

【Example 5】
部分練習【B】、全体練習【D】、共に途中でリズムを切り替えます。
全ての長調、または短調で練習すると4分48秒かかります。