これまでの3度進行のエクササイズを組み合わせて練習する例を示します。
これらの例を参考にして練習を工夫してください。
それぞれの例で練習した場合に必要な時間は4分音符=120M.M.=0.5秒、付点4分音符=80M.M.=0.75秒で計算してあります。
1日に12の全ての長調または短調を練習します。
奇数日:短調、偶数日:長調(あるいは、その逆)と決めておくのが良いでしょう。
【Example 1】
【A】【B】共に4分音符を挿入して音質、音程を確認しながらスラーとタンギングで練習します。
譜例にブレスの記入がありますが、タイの後であれば、どこでブレスしても構いません。
全ての長調または、短調で練習した場合、16分で終わります。
【Example 2】
fで吹いた後にsubit pで練習します。
どちらも良い音質、音程で吹けている事を確認してください。
全ての長調または短調で練習した場合、11分20秒で終わります。
【Example 3】
まず、【C】パターンで全ての長調または短調で練習します。
その後、中音域2a-3の【B】パターンを全ての長調または短調で練習します。
長調では8つ、短調では12のエクササイズがあります。
その後、全音域で全ての長調または短調で練習します。
ブレスはタイの後であれば、どこで取っても構いません。
長調で練習した場合:6分6秒、短調で練習した場合:6分36秒。
【Example 4】
まず【C】パターンを全ての長調または短調で練習します。
その後、中音域2a-3の【B】パターンを全ての長調または短調で練習します。
その後、全音域で全ての長調または短調で上行、下行した後にリズムを替えて上行、下行します。
譜例のようにブレスを取れば、メトロノームを使っても余裕をもって練習できます。
全ての長調を練習した場合:10分48秒。全ての短調の場合:11分12秒。
【Example 5】
【C】パターンでリズム練習した後に6連符⇒4連符で練習します。
12の全ての長調または短調を練習した場合、7分で終わります。