フルート上達の秘伝

短時間で最大の効果を上げる練習方法を公開しています

Daily Exercises No.7 Broken Arpeggios

全音域に渡ってのブロークンアルペジオです。
レガートでは、きわめて滑らかに均等な良い音質で練習しましょう。
スタッカートでは、それぞれが短く、ハッキリ、良く鳴っている事を確認します。
ダイナミクスアーティキュレーションに変化をつけましょう。

 

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No.7 Broken Arpeggios p.1

 

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No.7 Broken Arpeggios p.2

 

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No.7 Broken Arpeggios p.3

 

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No.7 Broken Arpeggios p.4



以下は練習方法の例です。

 

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Variations for No.7 Broken Arpeggios p.1

 

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Variations for No.7 Broken Arpeggios p.2

 

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Variations for No.7 Broken Arpeggios p.3

 

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Variations for No.7 Broken Arpeggios p.4

 

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Variations for No.7 Broken Arpeggios p.5

 

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Variations for No.7 Broken Arpeggios p.6



【1a】全体練習です。繰り返した時はスタッカートで吹きます。

【1b】分割してレガートとスタッカートの音質を比較します。

【1c】繰り返す時の小指の操作が難しいと思います。

【1d】小指を操作のトレーニング。C1⇔E♭1もC1⇔G1も、手首を動かさず、小指だけを滑らせて操作します。小指が伸びきっていると上手く動きません。

【2a】八長調の場合はC1⇔E1が難しいです。

【2b】C1⇔G1も小指を滑らせる事。

【3a】変ホ長調の場合はE♭3⇔B♭3⇔G♭3が難しいです。

【3b】最初のうちは、ゆっくりとしたテンポで、しかし速い動きで練習します。

【4b】【5b】同上。

【6b】C1⇔F1、C1⇔A♭1、共に小指滑らせる事。

【7b】【8b】【9b】【10b】小指を滑らせる練習。

【11b】大変難しいがD♯3⇔B♮3は、すばやく薬指を移動して、なるべく音が途切れないように吹く事を心がける。

【12b】【13b】小指を滑らせる練習。

【14a】【14b】レガートの時にA3からE3に滑らかに降りるのは難しいです。◎の付いたE3は右手小指を離して構いません。

【14c】小指の練習。

【15b】◎で小指を離して構いません。

【15d】小指の練習。

【16a】【16b】大変難しいのでは右手小指を離して、◎も右手小指を離して構いません。

【16c】【17b】小指の練習。

【18b】レガートではB3⇔F♯3が難しいので、▼の付いたB3では、トリルキーを薬指で押さえて▽のF♯3は右手中指を使います。

【19b】同上。D♯3⇔B♮3も難しいので、なるべくすばやく薬指を移動させる。