3度の部分練習です。
それぞれのエクササイズに18ページの調号を付けて練習します。
ブリチャルディキーやAisレバーは使わず、すべて正しい指で吹きます。
特にE1は必ず小指でE♭レバーを押さえてください。
足部管では小指を押さえたままスライドさせて正しい運指で吹かなけれなりません。
小指を上手く操作できない人は以下のエクササイズを練習して早いうちにできるようになりましょう。
Daily Exercises No.9 Training for Right Fourth Finger - フルート上達の秘伝 (hatenablog.com)
変ト長調と変ホ短調は★からスタートして2オクターヴ上の★Fineで終わります。
嬰ハ短調は1番下にある☆からスタートして☆Fineで終わります。
【A】と【B】は、それぞれ別のエクササイズとして練習する事ができます。
練習時間が十分に取れない時には【A】だけ、または【B】だけを練習してください。
B♮3とB♭3は右小指を離した方が音も音程も良いのですが、このように難しい物は押さえたままで楽器を安定させた方が良いでしょう。
以下のように工夫して練習しましょう。
【1】【2】譜例以外にも、いろいろなリズム変奏で練習してください。
【3】スラーとタンギングの時に同じ音質で吹けているかをチェックします。
【4】アーティキュレーションを切り替える練習。それぞれのスラーの最初の音は小さなアクセントと小さなテヌートを付けます。
【5】高い音域の難しい部分は、まず分割して、それぞれを4回以上吹きます。他のリズム変奏も行ってください。
【6】2つずつ繋いで練習します。これも4回以上吹きます。
【7】3つずつ繋ぎます。
【8】【B】も、まず分割します。
【9】1拍目と2拍目、3拍目と4拍目を繋ぎます。
【10】繰り返して循環練習するために2拍目と3拍目、4拍目と1拍目を繋いで練習します。
【11】12個の音符を4×3とみなしてのリズム変奏。他のリズムでも練習します。
【12】リズムパターンを切り替える練習。
【13】【14】タンギングでの練習。【T】の所でチューナーを使って音程をチェックする事ができます。
【15】アーティキュレーションを切り替える練習。
【16】【17】スタートの音を1個ずらしたリズム練習。
【18】【19】スタートの音を2個ずらしたリズム練習。