い音質で明瞭なタンギングの練習方法です。
一般的に速いタンギングで吹く時にはレガートの時よりも音質が悪くなりやすいので注意しましょう。
口の中を狭くする事は極めて有効です。
それは構えを安定させる事につながり、舌の動きを小さくする事ができます。
また、口の中が狭いとタンギング1回あたりに出る空気の量が少なくなりスタッカートが容易になります。
キーは絶対に叩いてはいけません。
良い音質で吹く事ができていればキーを叩かずに音は立ち上がります。
【1】まず、全体をレガートで吹いて良い音質を記憶します。【2】以降のエクササイズも同じ音質で吹く事ができているか注意します。
【2】低い部分の折り返し練習。
【2a】シングルタンギングで音が切り離されても同じ音質で吹く練習。8分休符ではブレスを取ります。
【2b】テヌートとスタッカートが同じ音質になるように。
【2c】『k』だけの練習。これは『k』を強化する練習ではありません。軽くタンギングしても音が立ち上がる良い音質で吹けているかをチェックする練習です。
【2d】良い音質で吹けていれば『t k t k』『k t k t』どちらも同じに聴こえるはずです。
【3】上記を4連符×3とみなしての練習。
【3a】〜【3f】リズム練習。
【4】1つの音をダブルタンギングで全体を吹く分割練習。
【5】レガートとタンギングの音質をチェックする比較練習。
【6】それぞれの6連符の最初の音の音質をチェックする練習。逆行でも練習する。