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New Daily Exercises 1d. : Scales in All Resisters

全音域の音階練習「1c」のための変奏です。
ハ長調での例を示します。
他の調でも同様に練習してください。
また、f、p、ff、ppやクレッシェンド、ディミヌエンドなどダイナミクスにも変化を付けてください。

 

Variations for Scales in All Resisters p.1

 

Variations for Scales in All Resisters p.2






まずは元の形です。
6連符=付点4分音符=80M.M で繰り返しなしで吹いた場合、全音符の2秒を加えて7.25秒かかります。
繰り返しを行った場合は12.5秒になります。
繰り返しの後は、付点8分音符の後でブレスを取る事ができます。


【1】分割してレガートとスタッカートの音質を比較する練習。
一般的にスタッカートで演奏する時にレガートよりも音質が悪くなりやすいので注意します。
レガートでの吹き方を変えなければスタッカートも同じ音質で吹く事ができるはずです。
繰り返しを行わないで吹いた場合、21秒。

【2】全体をレガートとスタッカートで吹いて比較する練習。
いろいろなダイナミクスで練習しましょう。

【3】3連符に感じてスラーとトリプルタンギングで練習します。

【4】3連符で「t - k」と「t k - 」のアーティキュレーションを練習します。
Boehmの「Grande Polonaise」を練習する時にも役立ちます。