フルート上達の秘伝

短時間で最大の効果を上げる練習方法を公開しています

Daily Exercises No.5-III Meandering Chromatic Scales

半音階の総合練習です。
アーティキュレーションやリズム、ダイナミクスに変化を付けて練習します。
このエクササイズの前に、No.5-I、No.5-IIが良く練習できていなければなりません。

f:id:flute-practice:20220124084638j:plain

No.5 III Meandering Chromatic Scales p.1

 

f:id:flute-practice:20220124084753j:plain

No.5 III Meandering Chromatic Scales p.2



以下はアーティキュレーションやリズムの変奏の例です。
ダイナミクスはfやp、クレッシェンド、ディミヌエンドなど、変化をつけましょう。

 

f:id:flute-practice:20220124084826j:plain

Variations for No.5 III Meandering Chromatic Scales p.1

 

f:id:flute-practice:20220124084902j:plain

Variations for No.5 III Meandering Chromatic Scales p.2

 

f:id:flute-practice:20220124084944j:plain

Variations for No.5 III Meandering Chromatic Scales p.3

 



【1】ブレスは、このように取るとメトロノームに追われずに練習できます。
テンポやリズムによって2小節ごと、3小節ごとなど違う場所でブレスして構いません。
タイやスタッカートの後でブレスを取る事ができる場合は続けて吹いてください。

【2】アーティキュレーションの練習。難しい場合は【2a】の形で練習してから【2】に戻します。

【3】【3a】~【6】【6a】同上。

【7】〔k〕から始まるダブルタンギングの練習。数々のレパートリーに応用できるパターンです。

【8】4連符のアーティキュレーション練習です。スタッカートを短く、しっかりと鳴らします。難しい場合は【8a】【8b】を練習してから【8】に戻します。

【9】【9a】~【11】【11a】同上。

【12】4連符のスタッカート。均等に鳴らします。

【12a】4連符の最初の音を鳴らす練習。【12a bis】のリズムでも構いません。

【12b】4連符の3個目の音を鳴らす練習。【12b bis】のリズムでも構いません。

【12c】4連符の2個目の音を鳴らす練習。【12c bis】のリズムでも構いません。

【12d】4連符の4個目の音を鳴らす練習。【12d bis】のリズムでも構いません。