テオバルト・ベーム作曲「ドイツ民謡による変奏曲 作品22」のフィナーレを使って、上行のオクターヴを練習します。
オクターヴ上がる時に顔や顎を動かさず、常に息の圧力、構えの圧力を一定にして、息の方向のわずかな変化で吹き分けます。
【1】メロディライン。良い音質である事を確認します。
【2】タンギングしても同じ音質である事を確認します。
【3】すべての構成音を上行だけでなく下行も練習して、わずかな息の方向の変化を回数かけて身につけます。
このエクササイズを練習する事によって、お腹を張って息の圧力を高める事が重要であるのが良くわかると思います。
くれぐれもpで構えや息の圧力が落ちないように注意しましょう。
【4】アクセントの付いた音をしっかり鳴らします。
【4 bis】低い音だけを吹いて音質を確認して、オクターヴになってからも同じ音質である事を確認します。
【5】【5 bis】オクターヴの動きが早くなってもアクセントの付いた音が良い音質である事を確認します。
【6】【6 bis】リズムが変わってもアクセントの付いた音に注意します。
【7】【8】どちらのリズムでもメロディラインが目立っているように注意します。
9a-bisのスラーなしのエクササイズも良い練習になります。