Flexibility :クロード・ドビュッシー作曲「牧神の午後への前奏曲」の冒頭の部分を一息でニュアンス豊かに吹くためのエクササイズです。
また、このエクササイズは基本奏法の改善にも役立ちます。
【1】楽器を顎の凹みにしっかり固定して唇をリラックスさせ、お腹を張ってフォルテで吹きます。
メトロノームとチューナーを使って、8分音符で正確にカウントして正しい音程で吹けているかをチェックしましょう。
【2】同様に1オクターヴ上で練習します。
くれぐれも構えの圧力、息の圧力と唇のリラックスに注意しましょう。
【3】同じ吹き方、構え方で息の量だけを減らして練習します。
唇を固くしないで柔軟な音で吹きましょう。
以上を良く練習した後に最初に戻って楽譜通りに吹くと、余裕で一息でニュアンス豊富に吹けるはずです。
ピアノは決してリラックスして吹いてはいけません。