フルート上達の秘伝

短時間で最大の効果を上げる練習方法を公開しています

Borne : Fantaisie sur " Carmen "

フランソワ・ボルヌ作曲「カルメン幻想曲」の 山元版と技術練習です。

山元版は作曲者ボルヌのオリジナル版にブレス、ダイナミクス、アクセント、テヌート、速度表示、発想記号などを加えてあります。

これは表現のための、ひとつの方法に過ぎません。

他にも良い方法が、たくさんあるはずです。

参考程度にご覧頂ければと思います。

 

Borne : Carmen Fantasy 1

 

Borne : Carmen Fantasy 2

 

Borne : Carmen Fantasy 3

 

Borne : Carmen Fantasy 4

Borne : Carmen Fantasy 5

 

Borne : Carmen Fantasy 6

 

Borne : Carmen Fantasy 7

 

Borne : Carmen Fantasy 8

 

Borne : Carmen Fantasy 9

 

Borne : Carmen Fantasy 10

 

Borne : Carmen Fantasy 11

 

以下は技術練習になります。

具体的な攻略方法の提案です。

【1a】【1b】などのリハーサルナンバーは、それぞれの部分の効果的な練習方法です。

【1】⇔【1a】、【1】⇔【1b】のように【楽譜通りの形】と【変奏】を行き来して練習してください。

ひとつのリハーサルナンバーに複数のエクササイズ(繰り返し記号)がある場合は、それぞれのエクササイズの最後の音と次のエクササイズの最初の音が同じになっておりますので、繰り返しをせずに繋いで練習することが可能です。

それぞれのエクササイズを4回以上吹いて技術を定着させた後に、最後のエクササイズ→1つ前のエクササイズ+最後のエクササイズ→2つ前のエクササイズ+1つ前のエクササイズ+最後のエクササイズ、といった「さかのぼり練習」も大変効果的です。

 

Borne : Carmen Fantasy Ex 1

 

Borne : Carmen Fantasy Ex 2

 

 

Borne : Carmen Fantasy Ex 3

 

Borne : Carmen Fantasy Ex 4

 

 

Borne : Carmen Fantasy Ex 5

 

 

Borne : Carmen Fantasy Ex 6

 

 

Borne : Carmen Fantasy Ex 7

 

 

Borne : Carmen Fantasy Ex 8

 

Borne : Carmen Fantasy Ex 9

 

Borne : Carmen Fantasy Ex 10

 

Borne : Carmen Fantasy Ex 11

 

Borne : Carmen Fantasy Ex 12

 

Borne : Carmen Fantasy Ex 13

 

Borne : Carmen Fantasy Ex 14

 

Borne : Carmen Fantasy Ex 15

 

Borne : Carmen Fantasy Ex 16

 

Borne : Carmen Fantasy Ex 17

 

Borne : Carmen Fantasy Ex 18

 

Borne : Carmen Fantasy Ex 19

 

Borne : Carmen Fantasy Ex 20

 

Borne : Carmen Fantasy Ex 21

 

【2a】リズム練習。

【3a】リズム練習。

【3a】~【3d】スビットピアノのための比較練習。ピアニシモはフォルテの構えと息の圧力で息の量だけ減らして吹きます。決してリラックスして吹いてはいけません。

【3e】【3f】スビットピアノのための練習。

【4a】リズム練習。それぞれを丁寧に何回も練習して上手く吹けるようになったら繋ぎます。

【4b】ピアニシモのための練習。フォルテのパワーで息の量だけを減らして吹きます。

【6a】右手小指を滑らせる練習。E1は必ずE♭レバーを押さえなくてはなりません。

【6b】ピアノで2オクターヴ跳躍する練習。フォルテのパワーで吹きます。◎の付いたB♮2は右手小指を動かさずB♮ローラーに置いたままで吹いた方が安定します。

【8a】【8b】メロディラインとメロディラインを目立たせるリズム練習。

【8c】リズム練習。

【9a】リズム練習。

【10a】リズム練習。

【10b】【10c】折り返しリズム練習。音質、音量を上げるのに有効です。

【10d】リズム練習。

【10e】折り返しリズム練習。ブリチャルディキーを使わずに人差し指でA♯を吹きます。

【11a】リズム練習。

【12a】【12b】リズム練習。

【13a】リズム練習。普通スラーはディミヌエンドになる事が多いのですが、ここではメロディラインを目立たせるためにスラーの最後の音にアクセントを付けます。

【14a】リズム練習。

【14b】折り返しリズム練習。

【14c】【14d】折り返しリズム練習。

【14e】6連符‪✕2を4連符‪✕3とみなした折り返しリズム練習。

【14f】○の付いたF3はE3から左中指を離したE3⇔F3のトリル運指で吹きます。この場合、F3の音程は、かなり低くなりますが、B♭2→A2→G♯2→A2のハーモニクスで吹くよりも音質が良いです。

【14g】上記のリズム練習。

【15a】~【15c】ピアニシモの練習。まずフォルテで吹いてから息の量だけを減らしてピアニシモを吹きます。最後にアーティキュレーションを付けます。

【16】ハバネラのメロディが4回出てきます。それぞれ違う表情付けをしましょう。これは一例です。

【18a】リズム練習。

【18b】モルデントを入れた事によってリズムが変わってはいけません。比較練習でチェックします。

【18c】リズム練習。

【20a】メロディラインを目立たせるためのリズム練習。

【21a】同上。

【23a】同上。

【24a】同上。

【24b】低く音を良く響かせるためのリズム練習。

【25a】リズム練習。

【26a】【27a】同上。

【27b】低いB♮を良く響かせるための折り返しリズム練習。

【28a】リズム練習。

【29】オリジナル版では、この部分はピアニストが3度の連続で弾く事になっていますが、大変難しいので、フルートでこのメロディを吹いてピアニストには3度下を弾いてもらいましょう。

【31a】リズム練習。

【31a】~【31e】低い音域でのダブルタンギングのための練習手順。

【32a】「k」から始まるダブルタンギングの練習。レガートで吹く時と同じ音質である事を確認する。

【32b】上記の逆行練習。

【32c】リズム練習。

【33a】リズム練習。

【33b】スタッカートで音質、音量が下がらないようにするための比較練習。

【33c】上記の折り返し比較練習。

【34a】【34b】低い音域を良く響かせるためのリズム練習。

【34c】~【34e】メロディラインのための練習。

【35a】分割リズム練習。

【35b】~【35d】小指を滑らせる練習。E1は必ずE♭レバーを押さえていなければなりません。

【35e】リズム練習。

【36a】【37a】リズム練習。

【38a】レガートでのリズム練習。

【38b】上記にアーティキュレーションを付ける。

【39a】リズム練習。

【40a】【40b】リズム練習。