フルート上達の秘伝

短時間で最大の効果を上げる練習方法を公開しています

Andersen : op.21 No.1

アンデルセン作曲「24の練習曲」作品21、第1番の 山元版と技術練習です。

山元版は作曲者アンデルセンのオリジナル版にブレス、ダイナミクス、アクセント、テヌート、速度表示、発想記号などを加えてあります。

この楽譜を使用される場合は、必ずオリジナル版と比較して、私が付け加えた意図を理解してください。

これは表現のための、ひとつの方法に過ぎません。

他にも良い方法が、たくさんあるはずです。

参考程度にご覧頂ければと思います。

 

f:id:flute-practice:20220214131450j:plain

Andersen : op.21 Cover

 

f:id:flute-practice:20210830054832j:plain

Andersen : op.21 No.1 p.1

 

f:id:flute-practice:20210830054906j:plain

Andersen : op.21 No.1 p.2

 

以下は技術練習になります。

具体的な攻略方法の提案です。

1a】【1b】などのリハーサルナンバーは、それぞれの部分の効果的な練習方法です。

11a】、【11b】のように【楽譜通りの形】と【変奏】を行き来して練習してください。

ひとつのリハーサルナンバーに複数のエクササイズ(繰り返し記号)がある場合は、それぞれのエクササイズの最後の音と次のエクササイズの最初の音が同じになっておりますので、繰り返しをせずに繋いで練習することが可能です。

それぞれのエクササイズを4回以上吹いて技術を定着させた後に、最後のエクササイズ→1つ前のエクササイズ+最後のエクササイズ2つ前のエクササイズ+1つ前のエクササイズ+最後のエクササイズ、といった「さかのぼり練習」も大変効果的です。

 

f:id:flute-practice:20220214131542j:plain

Andersen : op.21 Guidebook Cover

 

f:id:flute-practice:20210830054956j:plain

Andersen : op.21 No.1 Ex p.1

 

f:id:flute-practice:20210830055043j:plain

Andersen : op.21 No.1 Ex p.2

 

f:id:flute-practice:20210830055102j:plain

Andersen : op.21 No.1 Ex p.3

 

f:id:flute-practice:20210830055122j:plain

Andersen : op.21 No.1 Ex p.4

 

【1a】「スラーのない符点8分音符と16分音符のリズムは一般的にマエストーソな性格を持つ」とG大に入学して最初のレッスンで小泉剛先生から習いました。
ここでの場合は16分休符が入っているので符点ではありませんが、同じキャラクターだと思います。

長い方の音符(この場合は8分音符)をスタッカートで吹いてはいけません。これは、ドヴォルザーク交響曲第8番の冒頭も同じです。
『Vib.』はヴィブラートを付けて吹くと短くなるのを防ぐ事ができます。

【1b】〜【1e】アーティキュレーションを目立たせるためのリズム練習。

【2a】【2b】リズム練習。

【3a】【3b】テヌートの付いた音符はヴィブラートをかけて吹く。

【3c】リズム練習。

【4a】【4b】アーティキュレーションを目立たせるためのリズム練習。

【6a】【6b】リズム練習。

【7a】リズム練習。テヌートの付いた音符にはヴィブラートをかける。

【7b】リズム練習。

【8a】アーティキュレーションを目立たせるためのリズム練習。

【8b】リズム練習。E1⇔C1は必ず小指を滑らせて正しい運指で吹く。

【8c】小指のための練習。

 

Koehler : op.33-2 No.12

ケーラー作曲「12の中程度の練習曲」作品33-2、第12番の 山元版と技術練習です。

山元版は作曲者ケーラーのオリジナル版にブレス、ダイナミクス、アクセント、テヌート、速度表示、発想記号などを加えてあります。

この楽譜を使用される場合は、必ずオリジナル版と比較して、私が付け加えた意図を理解してください。

これは表現のための、ひとつの方法に過ぎません。

他にも良い方法が、たくさんあるはずです。

参考程度にご覧頂ければと思います。

54小節目はオリジナル版には♮がありませんが、♮の方が良いと思います。

58小節目はFの後にブレスを取る事も考えられますが、中間部の初めのメロディがアウフタクトを持っていないので小節線の上でのブレスの方が良いと思います。

 

f:id:flute-practice:20210829074300j:plain

Koehler : op.33-2 No.12 p.1

 

f:id:flute-practice:20210829074409j:plain

Koehler : op.33-2 No.12 p.2

 

f:id:flute-practice:20210829074428j:plain

Koehler : op.33-2 No.12 p.3

 

以下は技術練習になります。

具体的な攻略方法の提案です。

1a】【1b】などのリハーサルナンバーは、それぞれの部分の効果的な練習方法です。

11a】、【11b】のように【楽譜通りの形】と【変奏】を行き来して練習してください。

ひとつのリハーサルナンバーに複数のエクササイズ(繰り返し記号)がある場合は、それぞれのエクササイズの最後の音と次のエクササイズの最初の音が同じになっておりますので、繰り返しをせずに繋いで練習することが可能です。

それぞれのエクササイズを4回以上吹いて技術を定着させた後に、最後のエクササイズ→1つ前のエクササイズ+最後のエクササイズ2つ前のエクササイズ+1つ前のエクササイズ+最後のエクササイズ、といった「さかのぼり練習」も大変効果的です。

中間部のためのエクササイズはありません。

 

f:id:flute-practice:20210829074610j:plain

Koehler : op.33-2 No.12 Ex p.1

 

f:id:flute-practice:20210829074654j:plain

Koehler : op.33-2 No.12 Ex p.2

 

f:id:flute-practice:20210829074714j:plain

Koehler : op.33-2 No.12 Ex p.3

 

【1a】メロディライン。

【1b】〜【1f】リズム練習。

【2a】リズム練習。

【3a】〜【3d】リズム練習。

【4a】分割リズム練習。それぞれを良く練習した後に、さかのぼり練習を行う。

【6a】〜【6d】アーティキュレーションを目立たせるためのリズム練習。

【6e】リズム練習。

【6f】6連符を2×3に感じて練習。

【7a】【7b】リズム練習。

 

 

Koehler : op.33-2 No.11

ケーラー作曲「12の中程度の練習曲」作品33-2、第11番の 山元版と技術練習です。

山元版は作曲者ケーラーのオリジナル版にブレス、ダイナミクス、アクセント、テヌート、速度表示、発想記号などを加えてあります。

この楽譜を使用される場合は、必ずオリジナル版と比較して、私が付け加えた意図を理解してください。

これは表現のための、ひとつの方法に過ぎません。

他にも良い方法が、たくさんあるはずです。

参考程度にご覧頂ければと思います。

 

f:id:flute-practice:20210828082636j:plain

Koehler : op.33-2 No.11 p.1

 

f:id:flute-practice:20210828082707j:plain

Koehler : op.33-2 No.11 p.2

 

以下は技術練習になります。

具体的な攻略方法の提案です。

1a】【1b】などのリハーサルナンバーは、それぞれの部分の効果的な練習方法です。

11a】、【11b】のように【楽譜通りの形】と【変奏】を行き来して練習してください。

ひとつのリハーサルナンバーに複数のエクササイズ(繰り返し記号)がある場合は、それぞれのエクササイズの最後の音と次のエクササイズの最初の音が同じになっておりますので、繰り返しをせずに繋いで練習することが可能です。

それぞれのエクササイズを4回以上吹いて技術を定着させた後に、最後のエクササイズ→1つ前のエクササイズ+最後のエクササイズ2つ前のエクササイズ+1つ前のエクササイズ+最後のエクササイズ、といった「さかのぼり練習」も大変効果的です。

 

f:id:flute-practice:20210828082801j:plain

Koehler : op.33-2-11 Ex p.1

 

f:id:flute-practice:20210828082844j:plain

Koehler : op.33-2-11 Ex p.2

 

f:id:flute-practice:20210828082905j:plain

Koehler : op.33-2-11 Ex p.3

 

f:id:flute-practice:20210828082925j:plain

Koehler : op.33-2-11 Ex p.4

 

f:id:flute-practice:20210828082944j:plain

Koehler : op.33-2-11 Ex p.5

 

f:id:flute-practice:20210828083001j:plain

Koehler : op.33-2-11 Ex p.6

 

f:id:flute-practice:20210828083021j:plain

Koehler : op.33-2-11 Ex p.7

 

f:id:flute-practice:20210828083042j:plain

Koehler : op.33-2-11 Ex p.8

 

f:id:flute-practice:20210828083103j:plain

Koehler : op.33-2-11 Ex p.9

 

【1a】【1b】リズム練習。

【2a】〜【2c】リズム練習。

【5a】【5b】リズム練習。
 
【5c】【5d】E→C♯→F♯は小指を滑らせて正しい指使いで。F♯は長めにしっかりと鳴らす。

【5e】小指のための練習。

【6a】【6c】リズム練習。

【7a】【7d】リズム練習。アーティキュレーションを意識する。

【8a】同上。

【9a】〜【9c】リズム練習。

【10a】【10b】リズム練習。

【11a】〜【11c】リズム練習。

【12a】リズム練習。

【12b】【12c】スラーをディミヌエンドで吹くための練習。

【12d】リズム練習。

【13a】【13b】スラーをディミヌエンドで吹くための練習。

【14a】リズム練習。

【18a】【18b】スラーをディミヌエンドで吹くための練習。

【19a】リズム練習。

【20a】【20b】リズム練習。

 

 

Koehler : op.33-2 No.10

ケーラー作曲「12の中程度の練習曲」作品33-2、第10番の 山元版と技術練習です。

山元版は作曲者ケーラーのオリジナル版にブレス、ダイナミクス、アクセント、テヌート、速度表示、発想記号などを加えてあります。

この楽譜を使用される場合は、必ずオリジナル版と比較して、私が付け加えた意図を理解してください。

これは表現のための、ひとつの方法に過ぎません。

他にも良い方法が、たくさんあるはずです。

参考程度にご覧頂ければと思います。

 

f:id:flute-practice:20210822064902j:plain

Koehler : op.33-2 No.10 p.1

 

f:id:flute-practice:20210822064931j:plain

Koehler : op.33-2 No.10 p.2

 

以下は技術練習になります。

具体的な攻略方法の提案です。

1a】【1b】などのリハーサルナンバーは、それぞれの部分の効果的な練習方法です。

11a】、【11b】のように【楽譜通りの形】と【変奏】を行き来して練習してください。

ひとつのリハーサルナンバーに複数のエクササイズ(繰り返し記号)がある場合は、それぞれのエクササイズの最後の音と次のエクササイズの最初の音が同じになっておりますので、繰り返しをせずに繋いで練習することが可能です。

それぞれのエクササイズを4回以上吹いて技術を定着させた後に、最後のエクササイズ→1つ前のエクササイズ+最後のエクササイズ2つ前のエクササイズ+1つ前のエクササイズ+最後のエクササイズ、といった「さかのぼり練習」も大変効果的です。

 

f:id:flute-practice:20210822065018j:plain

Koehler : op.33-2 No.10 Ex p.1

 

f:id:flute-practice:20210822065053j:plain

Koehler op.33-2 No.10 Ex p.2

 

f:id:flute-practice:20210822065115j:plain

Koehler : op.33-2 No.10 Ex p.3

 

f:id:flute-practice:20210822065135j:plain

Koehler : op.33-2 No.10 Ex p.4

 

f:id:flute-practice:20210822065155j:plain

Koehler : op.33-2 No.10 Ex p.5

 

冒頭のターン及び後打音は【1a】または【1b】のように演奏するのが一般的だと思います。

【1c】の可能性もありますが、このテンポにはふさわしくないと思います。

【2】は【2a】または【2b】の譜割りが一般的でしょう。

【3】6連符は急がないように。

【3a】Fにフェルマータがあり、次の音符にはありません。このようにカウントすると正しいリズムで演奏できます。

【4a】E2が短くならないように。ヴィブラートを付けて吹くように意識すると良く響かせる事ができます。

【4b】ターンの譜割り。

【5】フォルテのG2からのスラーはケーラーのオリジナルよりも、こちらの方が良いと思います。

【5a】メロディライン。

【5b】ヴィブラートを付けて短くならないように吹きます。

【6】ターンの譜割りは【1a】【1b】【2a】【2b】を参照。

【7a】フォルテとピアノの比較練習。ピアノではフォルテのパワーで息の量だけを減らして良い音質と音程を維持する。

【7b】〜【7d】スビットピアノの練習。フォルテとピアノの間でブレスを取らない方が難しい。

【7e】A3でピアノを確認してからクレッシェンドする。

【7f】リズム練習。

【8a】それぞれのスラーをディミヌエンドで吹くための練習。

【8b】このシンコペーションは、それぞれの音が小さなディミヌエンドになるように吹きます。

【9a】ディミヌエンドの練習。

【10a】まず、スラーで吹いて良い音質を記憶する。

【10b】タンギングして吹く。スラーの時と同じ音質である事を確認する。

【11】ケーラーのオリジナルでは、フェルマータの後はテンポプリモになっていますが、ア・テンポの方が良いと思います。この件に関してはシンフォニア版の校訂をされた植村泰一氏が、そう述べていました。私も同感です。

【11a】カデンツァは急がないように、途中からテンポを緩めてターンは語るように吹くのが良いと思います。

 

 

 

Koehler op.33-2 No.9

ケーラー作曲「12の中程度の練習曲」作品33-2、第9番の 山元版と技術練習です。

山元版は作曲者ケーラーのオリジナル版にブレス、ダイナミクス、アクセント、テヌート、速度表示、発想記号などを加えてあります。

この楽譜を使用される場合は、必ずオリジナル版と比較して、私が付け加えた意図を理解してください。

これは表現のための、ひとつの方法に過ぎません。

他にも良い方法が、たくさんあるはずです。

参考程度にご覧頂ければと思います。

 

f:id:flute-practice:20210820154513j:plain

Koehler op.33-2 No.9 p.1

 

 

f:id:flute-practice:20210820154626j:plain

Koehler op.33-2 No.9 p.2

 

以下は技術練習になります。

具体的な攻略方法の提案です。

1a】【1b】などのリハーサルナンバーは、それぞれの部分の効果的な練習方法です。

11a】、【11b】のように【楽譜通りの形】と【変奏】を行き来して練習してください。

ひとつのリハーサルナンバーに複数のエクササイズ(繰り返し記号)がある場合は、それぞれのエクササイズの最後の音と次のエクササイズの最初の音が同じになっておりますので、繰り返しをせずに繋いで練習することが可能です。

それぞれのエクササイズを4回以上吹いて技術を定着させた後に、最後のエクササイズ→1つ前のエクササイズ+最後のエクササイズ2つ前のエクササイズ+1つ前のエクササイズ+最後のエクササイズ、といった「さかのぼり練習」も大変効果的です。

 

f:id:flute-practice:20210820154718j:plain

Koehler op.33-2 No.9 Ex p.1

 

f:id:flute-practice:20210820154751j:plain

Koehler op.33-2 No.9 Ex p.2

 

f:id:flute-practice:20210820154813j:plain

Koehler op.33-2 No.9 Ex p.3

 

f:id:flute-practice:20210820154834j:plain

Koehler op.33-2 No.9 Ex p.4

 

f:id:flute-practice:20210820154851j:plain

Koehler op.33-2 No.9 Ex p.5

 

f:id:flute-practice:20210820154909j:plain

Koehler op.33-2 No.9 Ex p.6

 

f:id:flute-practice:20210820154930j:plain

Koehler op.33-2 No.9 Ex p.7

 

【1a】低音域を良く鳴らすための折り返し練習。

【1b】リズム練習。

【1c】アーティキュレーションを付けて練習。

【1d】レガートでリズム練習。

【1e】アーティキュレーションを付けて練習。

【2a】レガートで練習。

【3a】リズム練習。

【3b】メロディラインをレガートとアクセントで練習。同じ音質である事を確認する。

【3c】【3d】リズム練習。

【4a】【4b】リズム練習。

【5a】それぞれのスラーを確実にディミヌエンドで吹く練習。

【6a】リズム練習。

【7a】リズム練習。

【7b】それぞれのスラーを確実にディミヌエンドで吹く練習。

【8a】メロディライン。
 
【8b】リズム練習。

【9a】メロディライン。

【9b】リズム練習。

【10a】メロディライン。

【10b】メロディラインを目立たせるためのリズム練習。

【11a】メロディライン。

【12a】同上。

【13a】同上。

【14a】同上。

【14b】リズム練習。

【15a】同上。

【16a】同上。

【17a】スビットピアノのための比較練習。

【17b】モルトクレッシェンドのためのリズム練習。

【18a】メロディライン。

【19a】右手小指のための練習。C⇔D♯は必ず小指をスライドさせる。リズム変奏を加えると、さらに有効。

【19b】【19c】※の所で早めにCローラーを押さえてリスクを避ける。C→Eは必ず小指をスライドさせる。

【19d】小指のための練習。C⇔Eは必ず小指をスライドさせる。

【19e】実際の譜割り。

【19f】アルペジオのための折り返しリズム練習。

 

 

Koehler : op.33-2 No.8

ケーラー作曲「12の中程度の練習曲」作品33-2、第8番の 山元版と技術練習です。

山元版は作曲者ケーラーのオリジナル版にブレス、ダイナミクス、アクセント、テヌート、速度表示、発想記号などを加えてあります。

この楽譜を使用される場合は、必ずオリジナル版と比較して、私が付け加えた意図を理解してください。

これは表現のための、ひとつの方法に過ぎません。

他にも良い方法が、たくさんあるはずです。

参考程度にご覧頂ければと思います。

 

f:id:flute-practice:20210819130253j:plain

Koehler : op.33-2 No.8 p.1

 

f:id:flute-practice:20210819130402j:plain

Koehler : op.33-2 No.8 p.2

 

以下は技術練習になります。

具体的な攻略方法の提案です。

1a】【1b】などのリハーサルナンバーは、それぞれの部分の効果的な練習方法です。

11a】、【11b】のように【楽譜通りの形】と【変奏】を行き来して練習してください。

ひとつのリハーサルナンバーに複数のエクササイズ(繰り返し記号)がある場合は、それぞれのエクササイズの最後の音と次のエクササイズの最初の音が同じになっておりますので、繰り返しをせずに繋いで練習することが可能です。

それぞれのエクササイズを4回以上吹いて技術を定着させた後に、最後のエクササイズ→1つ前のエクササイズ+最後のエクササイズ2つ前のエクササイズ+1つ前のエクササイズ+最後のエクササイズ、といった「さかのぼり練習」も大変効果的です。

 

f:id:flute-practice:20210819130514j:plain

Koehler : op.33-2 No.8 Ex p.1

 

f:id:flute-practice:20210819130552j:plain

Koehler : op.33-2 No.8 Ex p.2

 

f:id:flute-practice:20210819130614j:plain

Koehler : op.33-2 No.8 Ex p.3

 

f:id:flute-practice:20210819130634j:plain

Koehler : op.33-2 No.8 Ex p.4

 

f:id:flute-practice:20210819130653j:plain

Koehler : op.33-2 No.8 Ex p.5

 

f:id:flute-practice:20210819130712j:plain

Koehler : op.33-2 No.8 Ex p.6

 

f:id:flute-practice:20210819130730j:plain

Koehler : op.33-2 No.8 Ex p.7

 

「ワルツのテンポ」という指示があります。
冒頭、再現部は1小節を1つに感じて、中間部は3つに感じて吹くのが良いかと思います。

【1a】レガートのための折り返し練習。

【1b】それぞれの短いスラーを確実にディミヌエンドで吹いて、同時に長いディミヌエンドも行う練習。

【1c】それぞれの小節の1拍目に重みを置いて、同時に長いディミヌエンドも行う練習。

【2a】同上。

【3a】低い音域を十分に鳴らす練習。

【3b】【3c】スビットピアノの練習。

【4a】【4b】高音域をピアノで美しく吹くための練習。まず、フォルテで良く響かせて、息の量だけを減らす。息の圧力、構えの圧力は変えない。

【5】アラルガンドにクレッシェンドの意味はありません。テンポが緩くなるだけです。日本の音楽辞典が間違っています。

【5a】E♭にフェルマータがあり、次のDにはない。このようにカウントして吹くと正確な16分音符で吹く事ができる。

【6】ここからは1小節を3つに感じて吹く。

【6a】メロディライン。

【6b】メロディラインを目立たせる練習。4分音符に相当する音にはアクセントを、符点2分音符に相当する音にはテヌートを付ける。

【8a】※…の区間は足部管のC♯レバーを早めに押さえてG→C♯のリスクを避ける。日課練習では必ず正しい運指を使うが、エチュードでは、このような対策をしても良いと思います。

【10a】【10b】リズム練習。

【12a】メロディラインを目立たせる練習。

【12b】アーティキュレーションを目立たせる練習。

【14a】分割練習。

【14b】〜【14g】さかのぼり練習。

【14h】【14j】リズム練習。

【15a】指とアーティキュレーションのためのリズム練習。
 
【15b】フェルマータと、それに続く音符を正確に吹くためのカウント方法。

【16】ここから再び1小節を1つに感じて吹く。「Piu lent」から3つにカウントする。


【18a】〜【18d】F♯3→D1の練習。まず、タンギングなして吹いて良い響きを作り、タンギングしても同じ響きになるように心がける。【18c】のように、ブレスしない方が難しい。低音域は決してうつむかないように。

 

 

Rhythmic Variations

難しい音形はリズム変奏で練習します。
リズム変奏で練習すると指が速く正確に動くようになるだけでなく、余裕をもって吹けるようになる事から、無意識のうちに音が良くなります。
いろいろな困難に以下を応用してください。

f:id:flute-practice:20210818085439j:plain

Rhythmic Variations

以下は応用例です。

 

f:id:flute-practice:20210818085532j:plain

Rhythmic Variations Ex

 

【1】プロコフィエフ作曲「ソナタ」の第2楽章からの引用です。
①〜⑤の「4つの音のリズムパターン」を使って練習します。

【2】6連符×2とみなして「6つの音のリズムパターン」を使って練習します。

【option】最も高い4つの音が難しいので、そこに集中して練習するためのリズムパターンです。