フルート上達の秘伝

短時間で最大の効果を上げる練習方法を公開しています

Super Technique for Chant de Linos 16

難しい音形の攻略法を示します。

マニアックと言われようが何と言われようが、これくらい難しい物はあらゆる方法を用いて徹底的に練習して本番でのリスクを回避しなければなりません。

また、それは美しい演奏への自信につながります。

分割練習、リズム練習、さかのぼり練習、折り返し練習など工夫してください。
音質や音程にも気をつけましょう。
1つの繰り返し記号は最低4回吹いて技術を定着させます。
指のフォームが悪いと上手く吹く事ができません。
指を上げすぎないように注意しましょう。
右手小指が伸びきっている人は足部管を上手く操作できません。
まず、フォームを直しましょう。
難しい部分を、いろいろな方法で丁寧に練習する事は大切ですが、日課練習を行う事で早いうちに全ての調での音階、3度、アルペジオを様々なアーティキュレーションで、かなりのテンポでいつでも吹けるようになっておくと練習時間の節約ができます。

 

Super Technique for Chant de Linos 16 p.1

 

Super Technique for Chant de Linos 16 p.2



Super Technique for Chant de Linos 16 p.3

 



 

 

【1】全て正規の運指で吹きます。ハーモニクスで吹く人が多いですが美しくありません。ジュリアス・ベーカー氏(元ニューヨークフィル首席、元ジュリアード音楽院教授)はリズム変奏で丁寧に練習するように教えていました。

【1a】〜【1n】リズム練習。

【2】スタートの音を1個移動させた練習。

【2a】〜【2d】リズム練習。

【3】さらに1個移動させた練習。

【3a】〜【3d】リズム練習。

【4】4連符でのバッテリーによる練習。バッテリーでの練習は、それぞれの音の連結に極めて有効。

【4a】〜【4e】リズム練習。

【5】上記のスタートの音を1個伊藤させた練習。

【5a】〜【5d】リズム練習。

【6】6連符でのバッテリーによる練習。

【6a】〜【6f】リズム練習。

【7】上記のスタートの音を1個移動させた練習。

【7a】〜【7c】リズム練習。